2010年10月09日
地理学野外実験
こんにちは、高力です。
前回の日記から、ずいぶんと時間がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近はつくば市もめっきり寒くなってしまって、長袖でいなきゃ震えるほどの気温になってしまいました。
さて先月になりますが、9月26日~29日の3泊4日で「地理学野外実験」という実習を行いました。
これは、地歴の分野にある授業のひとつで、要するに野外調査です。
毎年全国(関東近辺ですが)のある地域を選んで、自然班、農業班、文化班、などの分野ごとにその地域を調査するという内容です。
授業を選択した学生(基本的に1年生のほとんどが行くことになります)が参加します。
2年生も地理分野の学生は全員行くのですが、今回は歴史分野から僕が行き、公民分野からも一人参加することになりました。
先生方も入れて、総勢で30人ほどの大所帯になります。
今年は、足利市が調査地域に選ばれました。
現地調査までの1ヶ月、1年生はアポを取ったり、事前調査に行ったり、文献調査を行ったりと、忙しい日々でした。
☆調査一日目(9月26日)
当日は朝早くから集合し、みんな眠そうです(笑)

井田先生の車に乗り込んだ祭り班のメンバー。
ちなみに僕は、足利祭りを調査する祭り班です。去年も沼田まつりを調査しているので、なんだか祭りに縁があります。

現地に集合するやいなや、早速レモン牛乳に興味津々な学生。
飲んだ後味がどうみてもガムシロップです、本当にありがとうございました。
これが「くせになる美味しさ」というやつなのですか。

現地に全員が着くも、山中先生の車がエンジン不良、山下先生の車の学生が財布を落として警察へ、森本先生の車のタイヤがパンクする、などの災難に見舞われました。
出だし快調!…というわけには行きませんでしたが、どうにか全員事故もなく足利調査の開始です。
初日の一番のイベントは、「ジェネラルサーベイ」です。
ジェネラルサーベイとは、各班が自分たちの調査する内容や分析結果を、現地(調査対象を目の前にして)で報告するものです。
各班の1年生が力の入った解説をしていますので、今までと違った面が見えてきます。

農業班、いちごのハウス栽培の解説。

祭り班、織姫神社の解説。

織姫神社からみた、足利市。

観光班、足利学校の解説。

工業班、織物の解説。

自然班、水の解説。
全部の班の解説が終わると、すでに夕闇が東の空を覆い始めていました。
ジェネラルサーベイが終わると、直接宿へ向かいます。
今日から4日間お世話になるのは、足利市研修センターという、「大変規則の厳しい」施設です。

ご飯の支度をするのも様になる石田。

足を伸ばして今日の疲れを癒す小笠原、のユニホームを着た浅井。
初日からハードだったので、みんなお疲れです。
明日から本番だよ! みんな頑張ろう!!
☆調査二日目(9月27日)~調査最終日(9月29日)

調査のなか日は、あいにくの雨でした。
祭り班は、足利まつりの原型となった織姫神社の方のお話を聞きました。

商工会議所は、銀行を改装して、地下金庫を展示室にしている。
各班は、調査日の夜に報告会にて本日の成果と課題、明日の予定等を報告します。
その後、すぐに風呂に入ります。(11時消灯なのですぐさま布団に入りました)

みんな一日の終わりは、お疲れのご様子。

レモン牛乳の靴下をはいてはしゃぐ小笠原、のユニホームを着ている浅井。
早く寝てください。

次の日も、やはり朝から雨。ザーザーぶりの中で調査に向かう祭り班。
この日は、市役所や足利学校へ向かいました。

調査が終わる頃、晴れてきました。もっと早く晴れてくれればよかったのになあ。

実習最後の夜は、飲み屋で打ち上げです。乾杯!
写真はよく働いてくれた幹事の竹内。

最終日は晴れ空。去年とは違って、調査時間も帰筑時間も余裕がありました。
写真は聞き取り調査中は撮れませんでした、残念。
この調査は最終的に報告書としてまとめます。
実地調査以上に大変な作業ですが、頑張ってまとめていこうと思います。
最後になりましたが、聞き取り調査を協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。
(文責:高力渉)
前回の日記から、ずいぶんと時間がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近はつくば市もめっきり寒くなってしまって、長袖でいなきゃ震えるほどの気温になってしまいました。
さて先月になりますが、9月26日~29日の3泊4日で「地理学野外実験」という実習を行いました。
これは、地歴の分野にある授業のひとつで、要するに野外調査です。
毎年全国(関東近辺ですが)のある地域を選んで、自然班、農業班、文化班、などの分野ごとにその地域を調査するという内容です。
授業を選択した学生(基本的に1年生のほとんどが行くことになります)が参加します。
2年生も地理分野の学生は全員行くのですが、今回は歴史分野から僕が行き、公民分野からも一人参加することになりました。
先生方も入れて、総勢で30人ほどの大所帯になります。
今年は、足利市が調査地域に選ばれました。
現地調査までの1ヶ月、1年生はアポを取ったり、事前調査に行ったり、文献調査を行ったりと、忙しい日々でした。
☆調査一日目(9月26日)
当日は朝早くから集合し、みんな眠そうです(笑)
井田先生の車に乗り込んだ祭り班のメンバー。
ちなみに僕は、足利祭りを調査する祭り班です。去年も沼田まつりを調査しているので、なんだか祭りに縁があります。
現地に集合するやいなや、早速レモン牛乳に興味津々な学生。
飲んだ後味がどうみてもガムシロップです、本当にありがとうございました。
これが「くせになる美味しさ」というやつなのですか。
現地に全員が着くも、山中先生の車がエンジン不良、山下先生の車の学生が財布を落として警察へ、森本先生の車のタイヤがパンクする、などの災難に見舞われました。
出だし快調!…というわけには行きませんでしたが、どうにか全員事故もなく足利調査の開始です。
初日の一番のイベントは、「ジェネラルサーベイ」です。
ジェネラルサーベイとは、各班が自分たちの調査する内容や分析結果を、現地(調査対象を目の前にして)で報告するものです。
各班の1年生が力の入った解説をしていますので、今までと違った面が見えてきます。
農業班、いちごのハウス栽培の解説。
祭り班、織姫神社の解説。
織姫神社からみた、足利市。
観光班、足利学校の解説。
工業班、織物の解説。
自然班、水の解説。
全部の班の解説が終わると、すでに夕闇が東の空を覆い始めていました。
ジェネラルサーベイが終わると、直接宿へ向かいます。
今日から4日間お世話になるのは、足利市研修センターという、「大変規則の厳しい」施設です。
ご飯の支度をするのも様になる石田。
足を伸ばして今日の疲れを癒す小笠原、のユニホームを着た浅井。
初日からハードだったので、みんなお疲れです。
明日から本番だよ! みんな頑張ろう!!
☆調査二日目(9月27日)~調査最終日(9月29日)
調査のなか日は、あいにくの雨でした。
祭り班は、足利まつりの原型となった織姫神社の方のお話を聞きました。
商工会議所は、銀行を改装して、地下金庫を展示室にしている。
各班は、調査日の夜に報告会にて本日の成果と課題、明日の予定等を報告します。
その後、すぐに風呂に入ります。(11時消灯なのですぐさま布団に入りました)
みんな一日の終わりは、お疲れのご様子。
レモン牛乳の靴下をはいてはしゃぐ小笠原、のユニホームを着ている浅井。
早く寝てください。
次の日も、やはり朝から雨。ザーザーぶりの中で調査に向かう祭り班。
この日は、市役所や足利学校へ向かいました。
調査が終わる頃、晴れてきました。もっと早く晴れてくれればよかったのになあ。
実習最後の夜は、飲み屋で打ち上げです。乾杯!
写真はよく働いてくれた幹事の竹内。
最終日は晴れ空。去年とは違って、調査時間も帰筑時間も余裕がありました。
写真は聞き取り調査中は撮れませんでした、残念。
この調査は最終的に報告書としてまとめます。
実地調査以上に大変な作業ですが、頑張ってまとめていこうと思います。
最後になりましたが、聞き取り調査を協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。
(文責:高力渉)