2010年11月07日
2010年度民俗学実習 長野県佐久穂町
こんにちは、高力です。
先月末から今月頭にかけて、民俗学実習が行われました。
今年からは新しい分野、新しいフィールドで行われるので、準備もこれまで以上に気合の入った実習になりました。
毎年と同じように、小海高校で進路講話や研究授業もやらせていただき、よい経験になりました。
また、OBやOGのみなさんのお話も大きな糧になったことと思います。
■初日~3日目(10月29日~10月31日)

軽井沢から長野へ入っていきました。
いい天気!!
この天気がきて、ずっとこの天気が続けばいいのに……。

地元の図書館に務めていらっしゃる大工原さんに案内してもらって、今年から始まるフィールドを足で見て回ります。
今回のテーマは「目に見える世界を、目で見て体感する」ということ。
それらを地図に落としていくことで、基礎的な調査の土台にする、ということである。

調査が終わった後は、ご飯です。
海瀬館には、毎年お世話になっています。
僕も去年の思い出が思い出されて、なんだか懐かしい気分になりました。

初日の夜は、「歴史班GPの授業検討」と「修士論文民俗学報告会」です。
GPはどちらも相当な練りようで、複数人で一つの授業をこれほどまでに練ることがどれだけ大変かを思い知っているようでした。
実習後の研究授業も頑張れ!
その後、修士2年生が、それぞれの中間報告をしました。
1年生からもいろいろな意見があり、じっくり考えられる機会となりました。
1日目から車の運転をしていた皆さん、お疲れ様です。
これからもっと忙しくなっていくでしょう。

朝は7時30分に朝ごはんなので、それより早くに起きます。
目をこすりながら食堂に来るみんなを見るのがちょっと面白かったです。
早起きして朝の千曲川を歩くのも、気分がいいものですね。
2日目と3日目は、区長さんに会いに行きお話しを聞いたり、フィールドを案内していただいたりしました。
区長さん、また現地で突然の訪問にも関わらずとても親切にしていただいたみなさんに感謝です。
しかし、あいにくの雨の中での調査。
台風が来ているらしいけど、あの有名な雨女の先輩が進路講話にいらっしゃるからだろうか。

2日目の夜はOBOGによる講話でした。
先輩は皆、自分の指導法で授業をなさっています。
その中で、教師にとって必要なことは「研究をし続ける姿勢」だといわれました。
そして、教科のエキスパートになることもできるが、それ以外のたくさんの勉強を忘れないように、という言葉が僕には大切だと感じました。
3日目の夜は、各班の報告をまとめます。

各班ごとに報告を行って、それぞれの成果を確認しました。
初年度ということもあって、なかなかきれいに調査ができなかったことも踏まえて、来年度以降に生かしていけたらな、と思います。
■4日目(11月1日)
朝は、全員が眠そうでした。
今日は前日(当日?)まで準備をしてきた小海高校での進路講話と、授業です。

当日の朝まで頑張ったので、ギリギリまで身体を休める学生。
このあと一気に緊張感が高まります。

小海高校での授業。
3年生の世界史と日本史、2年生の世界史をそれぞれ担当。
入念な授業研究の成果は出ましたでしょうか。

最後に、小海高校の先生方と記念撮影。
本当にお世話になりました!ありがとうございます。
■5日目(11月5日)
最終日は、去年までのフィールドであった佐久市の補完調査でした。
僕は4年前の調査で行っていた地域を担当していましたが、去年の調査地域にもいけたのでよかったです。
とても懐かしくなりましたが、来年以降の1年生は、こういう心持ちで実習をしていくのでしょうね。

最後は公民館の前で記念撮影。
ここからは各班ごとにつくばへ帰りました。
運転手のみなさん、事故もなく無事帰れてよかったですね。
さて、残り少なくなってきた、学生生活。
最後の半年、後悔のないように一生懸命研究をしていこうと思います。
(文責:高力渉)
先月末から今月頭にかけて、民俗学実習が行われました。
今年からは新しい分野、新しいフィールドで行われるので、準備もこれまで以上に気合の入った実習になりました。
毎年と同じように、小海高校で進路講話や研究授業もやらせていただき、よい経験になりました。
また、OBやOGのみなさんのお話も大きな糧になったことと思います。
■初日~3日目(10月29日~10月31日)
軽井沢から長野へ入っていきました。
いい天気!!
この天気がきて、ずっとこの天気が続けばいいのに……。
地元の図書館に務めていらっしゃる大工原さんに案内してもらって、今年から始まるフィールドを足で見て回ります。
今回のテーマは「目に見える世界を、目で見て体感する」ということ。
それらを地図に落としていくことで、基礎的な調査の土台にする、ということである。
調査が終わった後は、ご飯です。
海瀬館には、毎年お世話になっています。
僕も去年の思い出が思い出されて、なんだか懐かしい気分になりました。

初日の夜は、「歴史班GPの授業検討」と「修士論文民俗学報告会」です。
GPはどちらも相当な練りようで、複数人で一つの授業をこれほどまでに練ることがどれだけ大変かを思い知っているようでした。
実習後の研究授業も頑張れ!
その後、修士2年生が、それぞれの中間報告をしました。
1年生からもいろいろな意見があり、じっくり考えられる機会となりました。
1日目から車の運転をしていた皆さん、お疲れ様です。
これからもっと忙しくなっていくでしょう。
朝は7時30分に朝ごはんなので、それより早くに起きます。
目をこすりながら食堂に来るみんなを見るのがちょっと面白かったです。
早起きして朝の千曲川を歩くのも、気分がいいものですね。
2日目と3日目は、区長さんに会いに行きお話しを聞いたり、フィールドを案内していただいたりしました。
区長さん、また現地で突然の訪問にも関わらずとても親切にしていただいたみなさんに感謝です。
しかし、あいにくの雨の中での調査。
台風が来ているらしいけど、あの有名な雨女の先輩が進路講話にいらっしゃるからだろうか。

2日目の夜はOBOGによる講話でした。
先輩は皆、自分の指導法で授業をなさっています。
その中で、教師にとって必要なことは「研究をし続ける姿勢」だといわれました。
そして、教科のエキスパートになることもできるが、それ以外のたくさんの勉強を忘れないように、という言葉が僕には大切だと感じました。
3日目の夜は、各班の報告をまとめます。
各班ごとに報告を行って、それぞれの成果を確認しました。
初年度ということもあって、なかなかきれいに調査ができなかったことも踏まえて、来年度以降に生かしていけたらな、と思います。
■4日目(11月1日)
朝は、全員が眠そうでした。
今日は前日(当日?)まで準備をしてきた小海高校での進路講話と、授業です。
当日の朝まで頑張ったので、ギリギリまで身体を休める学生。
このあと一気に緊張感が高まります。

小海高校での授業。
3年生の世界史と日本史、2年生の世界史をそれぞれ担当。
入念な授業研究の成果は出ましたでしょうか。
最後に、小海高校の先生方と記念撮影。
本当にお世話になりました!ありがとうございます。
■5日目(11月5日)
最終日は、去年までのフィールドであった佐久市の補完調査でした。
僕は4年前の調査で行っていた地域を担当していましたが、去年の調査地域にもいけたのでよかったです。
とても懐かしくなりましたが、来年以降の1年生は、こういう心持ちで実習をしていくのでしょうね。
最後は公民館の前で記念撮影。
ここからは各班ごとにつくばへ帰りました。
運転手のみなさん、事故もなく無事帰れてよかったですね。
さて、残り少なくなってきた、学生生活。
最後の半年、後悔のないように一生懸命研究をしていこうと思います。
(文責:高力渉)
2010年10月12日
修士論文中間発表
こんばんは、高力です。
筑波大学では3日間の雙峰祭(学園祭のこと。筑波山の二つの峰にちなんた名称)が終わり、祭の後には静かな雰囲気が戻りました。
図書館で出会う人も今度は新しい目的に力を入れているような気がします。
さて、先週の金曜日10月8日に「平成22年度修士論文中間発表」が開かれました。
2年生が現在までの修士論文の研究成果を、教授陣を前に緊張しながら報告します。
もう、これが終わると構想から執筆へと向かう期間になるのですね。

パワポのスライドを使って報告をする久保。
丸1日を使って報告会は終わり、夜は打ち上げです。

緊張のほぐれた学生たち。

これからまた研究生活が始まるのを前に、気持ちを開放する学生たち。


先生の話に耳を傾けたり、親睦を深めたり。
当日準備してくれた1年生ありがとう。
今回、1年生も学んだことがたくさんあると思います。
そして、今度は1年生も忙しくなる番ですね、具体的に予定を立ててしっかりやっていこう。
修士論文提出まで、残り3ヶ月。
来年の1月に最高の論文が書けるように、みんなで頑張ろう。
(文責:高力渉)
筑波大学では3日間の雙峰祭(学園祭のこと。筑波山の二つの峰にちなんた名称)が終わり、祭の後には静かな雰囲気が戻りました。
図書館で出会う人も今度は新しい目的に力を入れているような気がします。
さて、先週の金曜日10月8日に「平成22年度修士論文中間発表」が開かれました。
2年生が現在までの修士論文の研究成果を、教授陣を前に緊張しながら報告します。
もう、これが終わると構想から執筆へと向かう期間になるのですね。
パワポのスライドを使って報告をする久保。
丸1日を使って報告会は終わり、夜は打ち上げです。
緊張のほぐれた学生たち。
これからまた研究生活が始まるのを前に、気持ちを開放する学生たち。
先生の話に耳を傾けたり、親睦を深めたり。
当日準備してくれた1年生ありがとう。
今回、1年生も学んだことがたくさんあると思います。
そして、今度は1年生も忙しくなる番ですね、具体的に予定を立ててしっかりやっていこう。
修士論文提出まで、残り3ヶ月。
来年の1月に最高の論文が書けるように、みんなで頑張ろう。
(文責:高力渉)
2010年10月09日
地理学野外実験
こんにちは、高力です。
前回の日記から、ずいぶんと時間がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近はつくば市もめっきり寒くなってしまって、長袖でいなきゃ震えるほどの気温になってしまいました。
さて先月になりますが、9月26日~29日の3泊4日で「地理学野外実験」という実習を行いました。
これは、地歴の分野にある授業のひとつで、要するに野外調査です。
毎年全国(関東近辺ですが)のある地域を選んで、自然班、農業班、文化班、などの分野ごとにその地域を調査するという内容です。
授業を選択した学生(基本的に1年生のほとんどが行くことになります)が参加します。
2年生も地理分野の学生は全員行くのですが、今回は歴史分野から僕が行き、公民分野からも一人参加することになりました。
先生方も入れて、総勢で30人ほどの大所帯になります。
今年は、足利市が調査地域に選ばれました。
現地調査までの1ヶ月、1年生はアポを取ったり、事前調査に行ったり、文献調査を行ったりと、忙しい日々でした。
☆調査一日目(9月26日)
当日は朝早くから集合し、みんな眠そうです(笑)

井田先生の車に乗り込んだ祭り班のメンバー。
ちなみに僕は、足利祭りを調査する祭り班です。去年も沼田まつりを調査しているので、なんだか祭りに縁があります。

現地に集合するやいなや、早速レモン牛乳に興味津々な学生。
飲んだ後味がどうみてもガムシロップです、本当にありがとうございました。
これが「くせになる美味しさ」というやつなのですか。

現地に全員が着くも、山中先生の車がエンジン不良、山下先生の車の学生が財布を落として警察へ、森本先生の車のタイヤがパンクする、などの災難に見舞われました。
出だし快調!…というわけには行きませんでしたが、どうにか全員事故もなく足利調査の開始です。
初日の一番のイベントは、「ジェネラルサーベイ」です。
ジェネラルサーベイとは、各班が自分たちの調査する内容や分析結果を、現地(調査対象を目の前にして)で報告するものです。
各班の1年生が力の入った解説をしていますので、今までと違った面が見えてきます。

農業班、いちごのハウス栽培の解説。

祭り班、織姫神社の解説。

織姫神社からみた、足利市。

観光班、足利学校の解説。

工業班、織物の解説。

自然班、水の解説。
全部の班の解説が終わると、すでに夕闇が東の空を覆い始めていました。
ジェネラルサーベイが終わると、直接宿へ向かいます。
今日から4日間お世話になるのは、足利市研修センターという、「大変規則の厳しい」施設です。

ご飯の支度をするのも様になる石田。

足を伸ばして今日の疲れを癒す小笠原、のユニホームを着た浅井。
初日からハードだったので、みんなお疲れです。
明日から本番だよ! みんな頑張ろう!!
☆調査二日目(9月27日)~調査最終日(9月29日)

調査のなか日は、あいにくの雨でした。
祭り班は、足利まつりの原型となった織姫神社の方のお話を聞きました。

商工会議所は、銀行を改装して、地下金庫を展示室にしている。
各班は、調査日の夜に報告会にて本日の成果と課題、明日の予定等を報告します。
その後、すぐに風呂に入ります。(11時消灯なのですぐさま布団に入りました)

みんな一日の終わりは、お疲れのご様子。

レモン牛乳の靴下をはいてはしゃぐ小笠原、のユニホームを着ている浅井。
早く寝てください。

次の日も、やはり朝から雨。ザーザーぶりの中で調査に向かう祭り班。
この日は、市役所や足利学校へ向かいました。

調査が終わる頃、晴れてきました。もっと早く晴れてくれればよかったのになあ。

実習最後の夜は、飲み屋で打ち上げです。乾杯!
写真はよく働いてくれた幹事の竹内。

最終日は晴れ空。去年とは違って、調査時間も帰筑時間も余裕がありました。
写真は聞き取り調査中は撮れませんでした、残念。
この調査は最終的に報告書としてまとめます。
実地調査以上に大変な作業ですが、頑張ってまとめていこうと思います。
最後になりましたが、聞き取り調査を協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。
(文責:高力渉)
前回の日記から、ずいぶんと時間がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近はつくば市もめっきり寒くなってしまって、長袖でいなきゃ震えるほどの気温になってしまいました。
さて先月になりますが、9月26日~29日の3泊4日で「地理学野外実験」という実習を行いました。
これは、地歴の分野にある授業のひとつで、要するに野外調査です。
毎年全国(関東近辺ですが)のある地域を選んで、自然班、農業班、文化班、などの分野ごとにその地域を調査するという内容です。
授業を選択した学生(基本的に1年生のほとんどが行くことになります)が参加します。
2年生も地理分野の学生は全員行くのですが、今回は歴史分野から僕が行き、公民分野からも一人参加することになりました。
先生方も入れて、総勢で30人ほどの大所帯になります。
今年は、足利市が調査地域に選ばれました。
現地調査までの1ヶ月、1年生はアポを取ったり、事前調査に行ったり、文献調査を行ったりと、忙しい日々でした。
☆調査一日目(9月26日)
当日は朝早くから集合し、みんな眠そうです(笑)
井田先生の車に乗り込んだ祭り班のメンバー。
ちなみに僕は、足利祭りを調査する祭り班です。去年も沼田まつりを調査しているので、なんだか祭りに縁があります。
現地に集合するやいなや、早速レモン牛乳に興味津々な学生。
飲んだ後味がどうみてもガムシロップです、本当にありがとうございました。
これが「くせになる美味しさ」というやつなのですか。
現地に全員が着くも、山中先生の車がエンジン不良、山下先生の車の学生が財布を落として警察へ、森本先生の車のタイヤがパンクする、などの災難に見舞われました。
出だし快調!…というわけには行きませんでしたが、どうにか全員事故もなく足利調査の開始です。
初日の一番のイベントは、「ジェネラルサーベイ」です。
ジェネラルサーベイとは、各班が自分たちの調査する内容や分析結果を、現地(調査対象を目の前にして)で報告するものです。
各班の1年生が力の入った解説をしていますので、今までと違った面が見えてきます。
農業班、いちごのハウス栽培の解説。
祭り班、織姫神社の解説。
織姫神社からみた、足利市。
観光班、足利学校の解説。
工業班、織物の解説。
自然班、水の解説。
全部の班の解説が終わると、すでに夕闇が東の空を覆い始めていました。
ジェネラルサーベイが終わると、直接宿へ向かいます。
今日から4日間お世話になるのは、足利市研修センターという、「大変規則の厳しい」施設です。
ご飯の支度をするのも様になる石田。
足を伸ばして今日の疲れを癒す小笠原、のユニホームを着た浅井。
初日からハードだったので、みんなお疲れです。
明日から本番だよ! みんな頑張ろう!!
☆調査二日目(9月27日)~調査最終日(9月29日)
調査のなか日は、あいにくの雨でした。
祭り班は、足利まつりの原型となった織姫神社の方のお話を聞きました。
商工会議所は、銀行を改装して、地下金庫を展示室にしている。
各班は、調査日の夜に報告会にて本日の成果と課題、明日の予定等を報告します。
その後、すぐに風呂に入ります。(11時消灯なのですぐさま布団に入りました)
みんな一日の終わりは、お疲れのご様子。
レモン牛乳の靴下をはいてはしゃぐ小笠原、のユニホームを着ている浅井。
早く寝てください。
次の日も、やはり朝から雨。ザーザーぶりの中で調査に向かう祭り班。
この日は、市役所や足利学校へ向かいました。
調査が終わる頃、晴れてきました。もっと早く晴れてくれればよかったのになあ。
実習最後の夜は、飲み屋で打ち上げです。乾杯!
写真はよく働いてくれた幹事の竹内。
最終日は晴れ空。去年とは違って、調査時間も帰筑時間も余裕がありました。
写真は聞き取り調査中は撮れませんでした、残念。
この調査は最終的に報告書としてまとめます。
実地調査以上に大変な作業ですが、頑張ってまとめていこうと思います。
最後になりましたが、聞き取り調査を協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。
(文責:高力渉)
2010年06月19日
日本史巡検
こんにちは、高力です。
最近、学習室(研究室)が暑くて仕方がありません…。
社会科コースの学習室は、筑波大学の北部、文科系修士棟あります。
4階とはいえ、建物に挟まれているため風通しが悪く、当然クーラーなんてないので、暖かい空気が上方に溜まっていき、日が高くにつれどんどん暑くなる。
扇風機を回したり窓を全開にしていたりと、皆さん努力しておられます。
さて、先週の金曜日(5月4日)に歴史(伊藤純郎先生)ゼミが東京巡検を行いました。
現在、歴史ゼミでは司馬遼太郎『坂の上の雲』を読み込み、歴史的な問題や、史実と違う点、「司馬史観」と呼ばれる史観などの再検討・考察・討論を行っています。
今学期が始まってから現在で文庫版第7巻まで読み込みが終わりました。
そんな中、毎年行われている巡検ですが、今年は、「『坂の上の雲』にゆかりのある地をまわろう」ということになりました。
冊子作りや事前計画の準備を1年生が頑張ります。
なかなか大変だったみたいでしたが、読み応えのある冊子をいただきました。

さて、集合は9時に田端駅。
田端は芥川龍之介の旧居があり、芥川を推して地域の活性化をはかっているようでした。

今回の巡検では『坂の~』の3巻まで出てくる主人公の一人、正岡子規が眠る大龍寺というお寺に向かいます。
家族のお墓と一緒に、ひっそりと建てられていました。
続いて日暮里へ。



ここでは『坂の~』8巻に出てくる羽二重団子という団子屋さんにて、休憩。
大勢で押しかけましたが、中は広く、明治から続くお団子も美味しかったです。
僕はあんこが好きでした。

今度は歩いて子規庵へ。
『坂の~』3巻では、ここが舞台となって物語が進行します。
(写真禁止のため中の写真はありません)
へちまの成る小さな庭もあります。
この四角く切り取られた小さな世界が、晩年の子規の世界の全てであり、そこからまたいくつもの俳句が生まれたのですね。
続いて、今度は上野まで歩きます。
ちなみに、この日はとにかく歩きました。
途中で鶯谷のホテル街を通りましたが、この「景観は何故生まれたか」とかまじめに話してる学生がいて、ちょっと笑いましたw
上野着。

子規記念野球場で記念写真。
ソフトボールの試合をしてました。

西郷さんの像。
わんわん、可愛いです。

今度は電車で築地へ。
ここでお昼休憩を取りました。
築地の外れには、旧日本海軍兵学校跡の碑があります。
しかし、道路の端、高速道路を眼下に見下ろす場所にあり、こんなところ誰も来ないだろうなと感じました。
そして、今回の一大目玉とも言うべき自由行動では、青山霊園を回ります。
近代ゼミ出身の学生はテンションがおかしくなってました。

さて、再び徒歩で、乃木神社へ向かいます。
乃木の旧邸宅があるところですね。
明治天皇崩御に際して、夫婦で殉死した乃木のその壮絶な死は、日露戦後軍神として祀り上げられていきます。
現在はその名残をみることはできませんでした。
そして、最終地である東郷神社へ、表参道駅から向かいます。
原宿すげーの声を後ろで聞きながら、神社に着いた頃にはすでに人はまばらでした。
東郷神社で解散。
2年生はこの後、神田で伊藤先生と決起集会。
教採に向けて意識を高めました。
本格的に試験に取り組む2年生。
1年生はGP(実験授業)の準備。
日々忙しい学生生活、3ヶ月突入です。
最近、学習室(研究室)が暑くて仕方がありません…。
社会科コースの学習室は、筑波大学の北部、文科系修士棟あります。
4階とはいえ、建物に挟まれているため風通しが悪く、当然クーラーなんてないので、暖かい空気が上方に溜まっていき、日が高くにつれどんどん暑くなる。
扇風機を回したり窓を全開にしていたりと、皆さん努力しておられます。
さて、先週の金曜日(5月4日)に歴史(伊藤純郎先生)ゼミが東京巡検を行いました。
現在、歴史ゼミでは司馬遼太郎『坂の上の雲』を読み込み、歴史的な問題や、史実と違う点、「司馬史観」と呼ばれる史観などの再検討・考察・討論を行っています。
今学期が始まってから現在で文庫版第7巻まで読み込みが終わりました。
そんな中、毎年行われている巡検ですが、今年は、「『坂の上の雲』にゆかりのある地をまわろう」ということになりました。
冊子作りや事前計画の準備を1年生が頑張ります。
なかなか大変だったみたいでしたが、読み応えのある冊子をいただきました。

さて、集合は9時に田端駅。
田端は芥川龍之介の旧居があり、芥川を推して地域の活性化をはかっているようでした。

今回の巡検では『坂の~』の3巻まで出てくる主人公の一人、正岡子規が眠る大龍寺というお寺に向かいます。
家族のお墓と一緒に、ひっそりと建てられていました。
続いて日暮里へ。



ここでは『坂の~』8巻に出てくる羽二重団子という団子屋さんにて、休憩。
大勢で押しかけましたが、中は広く、明治から続くお団子も美味しかったです。
僕はあんこが好きでした。

今度は歩いて子規庵へ。
『坂の~』3巻では、ここが舞台となって物語が進行します。
(写真禁止のため中の写真はありません)
へちまの成る小さな庭もあります。
この四角く切り取られた小さな世界が、晩年の子規の世界の全てであり、そこからまたいくつもの俳句が生まれたのですね。
続いて、今度は上野まで歩きます。
ちなみに、この日はとにかく歩きました。
途中で鶯谷のホテル街を通りましたが、この「景観は何故生まれたか」とかまじめに話してる学生がいて、ちょっと笑いましたw
上野着。

子規記念野球場で記念写真。
ソフトボールの試合をしてました。

西郷さんの像。
わんわん、可愛いです。

今度は電車で築地へ。
ここでお昼休憩を取りました。
築地の外れには、旧日本海軍兵学校跡の碑があります。
しかし、道路の端、高速道路を眼下に見下ろす場所にあり、こんなところ誰も来ないだろうなと感じました。
そして、今回の一大目玉とも言うべき自由行動では、青山霊園を回ります。
近代ゼミ出身の学生はテンションがおかしくなってました。

さて、再び徒歩で、乃木神社へ向かいます。
乃木の旧邸宅があるところですね。
明治天皇崩御に際して、夫婦で殉死した乃木のその壮絶な死は、日露戦後軍神として祀り上げられていきます。
現在はその名残をみることはできませんでした。
そして、最終地である東郷神社へ、表参道駅から向かいます。
原宿すげーの声を後ろで聞きながら、神社に着いた頃にはすでに人はまばらでした。
東郷神社で解散。
2年生はこの後、神田で伊藤先生と決起集会。
教採に向けて意識を高めました。
本格的に試験に取り組む2年生。
1年生はGP(実験授業)の準備。
日々忙しい学生生活、3ヶ月突入です。
2010年06月06日
教育研究科コース対抗ソフトボール大会
こんにちは、高力です。
HP創設直後から急に多忙になり、更新できませんでした…まこと申し訳ないです。
これからはどんどん更新していきます!
さて、先週の金曜日になりますが、教育研究科のコース対抗ソフトボール大会がありました。
我らが社会科からは、2チーム参加です。
1年生チームには唐木先生、2年生チームには井田先生という、主力を加えてのメンバーで出場。



それぞれが個性的な応援で、場を盛り上げます。(1年生の矢内君)


颯爽と野球場に現れる井田先生。


攻守ともに大活躍の唐木先生。


午前のリーグ戦の結果=Aリーグの社会科1年、Bリーグの社会科2年ともに“2位”通過。
決勝トーナメントでは、なんとか準決勝にくいこみました。
Aリーグの1位VSBリーグの2位、Aリーグの2位VSBリーグの1位との対戦。
これで、準決勝での1年2年の試合はなくなります。
お互いが全力でぶつかり、決勝でのラストゲームを誓って奮闘しました。
ちなみに、一位通過はどちらも数学コース…毎年のことながら数学コースは、強い。
結果、1年生は勝利し、決勝へ!
2年生は敗北、後ちょっとのところで負けました…残念。
が、3位決定戦にコマを進めます。

勢いづく2年生チーム。
最終結果
1位数学Aチーム、
2位社会科1年チーム
3位社会科2年チーム
4位数学Bチーム
1年生よりも2年生が負けているのが悔しいです。

最後に集合写真。
みんなお疲れ様でした!
その後、新入生歓迎会が開かれました。
準備に手伝いに頑張ってくれた1年生に感謝。


他研究科とも交流が出来る場。
みんなはっちゃけてます。
さて、ソフトボール大会は秋にも開かれます。
次こそは勝つぞ!
その前に、7月は教採の一次試験ラッシュですね。
みんな、それぞれのフィールドで頑張れ!!
(文責:高力)
HP創設直後から急に多忙になり、更新できませんでした…まこと申し訳ないです。
これからはどんどん更新していきます!
さて、先週の金曜日になりますが、教育研究科のコース対抗ソフトボール大会がありました。
我らが社会科からは、2チーム参加です。
1年生チームには唐木先生、2年生チームには井田先生という、主力を加えてのメンバーで出場。



それぞれが個性的な応援で、場を盛り上げます。(1年生の矢内君)


颯爽と野球場に現れる井田先生。


攻守ともに大活躍の唐木先生。


午前のリーグ戦の結果=Aリーグの社会科1年、Bリーグの社会科2年ともに“2位”通過。
決勝トーナメントでは、なんとか準決勝にくいこみました。
Aリーグの1位VSBリーグの2位、Aリーグの2位VSBリーグの1位との対戦。
これで、準決勝での1年2年の試合はなくなります。
お互いが全力でぶつかり、決勝でのラストゲームを誓って奮闘しました。
ちなみに、一位通過はどちらも数学コース…毎年のことながら数学コースは、強い。
結果、1年生は勝利し、決勝へ!
2年生は敗北、後ちょっとのところで負けました…残念。
が、3位決定戦にコマを進めます。

勢いづく2年生チーム。
最終結果
1位数学Aチーム、
2位社会科1年チーム
3位社会科2年チーム
4位数学Bチーム
1年生よりも2年生が負けているのが悔しいです。

最後に集合写真。
みんなお疲れ様でした!
その後、新入生歓迎会が開かれました。
準備に手伝いに頑張ってくれた1年生に感謝。


他研究科とも交流が出来る場。
みんなはっちゃけてます。
さて、ソフトボール大会は秋にも開かれます。
次こそは勝つぞ!
その前に、7月は教採の一次試験ラッシュですね。
みんな、それぞれのフィールドで頑張れ!!
(文責:高力)
タグ :ソフトボール
2010年04月27日
本日からブログ立ち上げました(2010/04/27)
こんにちは、はじめまして!
修士2年、IT係の高力です。
ここに書き込むのはなかなか緊張するものですが…。
本日から、
筑波大学大学院教育研究科
教科教育専攻社会科教育コース
…の公式のブログとしてやっていこうと思います。
(他の研究科にはまだまだ長い名前が存在する)
このブログで、社会科コースがどんなものなのかを
知ってもらえたら、これ幸い。
それでは、また!
文責:高力 渉
修士2年、IT係の高力です。
ここに書き込むのはなかなか緊張するものですが…。
本日から、
筑波大学大学院教育研究科
教科教育専攻社会科教育コース
…の公式のブログとしてやっていこうと思います。
(他の研究科にはまだまだ長い名前が存在する)
このブログで、社会科コースがどんなものなのかを
知ってもらえたら、これ幸い。
それでは、また!
文責:高力 渉
Posted by 社会科教育 コース at
20:44
│Comments(0)